街中華の謎

街中華に最近スポット当たっていませんか。

なんかよく街中華という単語を聞きますよね。東京に来てから初めて街中華という言葉を聞いた気がするのと、やたら行くようになった気がします。

オフィス周りにはたくさん中華があって良くいきますが、街中華という言葉の概念的には、日本風の油めの味の素系統で日本人がやってるタイプの食堂とある種意味合いが強いイメージです。その定義で行くとオフィス周りの中華は本格中華の味がするので少し違う感じがします。

 

4連休において今のところ、そしてこれからも誰とも会わず家で朽ちていくのみです。やることがないのでお昼ごろに意味もなく家を出て外食をして本屋によって、カフェでそれを読んで帰る生活を今のところ2日間連続で行っています。明日も明後日もそうでしょう。今日お昼を家の近くの街中華にすることにしました。

 

街中華感あふれる年季の入った建物、赤いポリエステルの庇、汚い引き戸、厨房のがみえるテイクアウトっぽい窓。ザ・街中華。地元の民しか入ってはいけない感じがしてずっとは入れなかったお店に今日こそは行ってやろうと思い立ったのです。

店に入ると右手側は厨房とカウンター、左手側は壁に沿って2人席と4人席が並んでいます。左手側の席はすべて土方系の男性で埋まっており、カウンターには誰も座っていませんでした。

カウンターに座るように指示されるも、カウンター席の一番奥側はティッシュやら、洗ったグラスやらいろいろ雑多なものが置いてありました。別に区切りがあるわけではないですが、カウンターを同じ距離で分け合った時のサイズ感で自分の陣地がだいたい決まると思うのですが、奥から詰めたせいでそういったものが少し私の席の陣地に入っていて席に座ったものの居心地が悪かったです。

店内のランチセットの黒板に記載の合ったもやしラーメン・餃子セットを注文し5分程度きました。もやしラーメンはシンプルな醤油ラーメンの上にひき肉ともやしの中華風あんかけがのっているシンプルなもので餃子も小ぶりではあるものの6つ付いていて味も美味しかったです。しかし、僕の食べ物が来ているのに壁側に座っている5組くらいの方々より先に来たので、後ろから視線をめちゃくちゃ感じながら食べることになりました。

後ろの人達の方が明らかに早く来ているのに私のが先に来たので視線をめちゃくちゃ感じました。きっともやしラーメンを食べるのは一見さんだけで、後ろから常連特有の品定めをされていたのでしょう。だから僕のだけ先にきて他の方々のは全然来なかったんじゃないでしょうか。

もしかするとあれはハンター試験の会場だったのかもしれません。エビチリ、敷いてるレタス抜きでとか言ったら試験会場に行けたのかもしれません。そうすると後ろで待っていた人たちはみんなハンターで会場移動するのを待っていたと考えると合点がいきます。水のグラスも良いサイズのビアタンだったのであのタイミングで水見式をすれば良かったのかもしれません。良く良く見れば店員さんも年季の入った店内なのにアラサーの男性二人で回していたのであれは試験官に違いありません。さっき調べるとその感じで24時間営業でもあったのでいよいよです。

ランチセットは995円という不思議な価格設定でした。