結婚式に参加する

結婚式は人が決めてくれるわけではないのですよね。自己主導で流れる音楽とかケーキの高さとか、着る服とか何から何まで自分で決めるんですよね。

考えた式を周りの人に披露することで自分の決断と今後、二人で生きていくという意思を表明する機会なのです。

そういった会によんでもらえる事はとても喜ばしいことです。そうやって仲の良かった友人がどんどん大人になっていくわけです。純粋に羨ましい、その一方で焦りがありますね。

 

結婚式という現実。

同年代が結婚することに突きつけられるのはいままで見てみぬふりをしていた事実です。結婚する人は積み上げているのです。

 

結婚するという決断に至るまでに、いろんな人と出会い、その中で伴侶をみつけ、付き合い、一緒に住み、時には喧嘩することもありながら、最終的に生涯をかけてともに生きていくという選択をしているのです。

私が家でお昼まで寝ている間に、きっとフレンチトーストを仲良く作っていたし、午後にぼんやりワイドショーを見ているときに、水族館に行ってきゃっきゃうふふしているし、夜に一人で酒を飲んでいる時には、セックスしていたのでしょう。

彼らにとって当然の出来事として営まれていた生活が結果として地表に出てきて結婚という芽がでたのです。

私は水もやっていなければ、種さえも今は植えていません。隣で水をやっている所は見ていましたがそもそも種の埋め方もわからないので、そのうち勝手に芽が出てくると思っていました。

 

種がないのでしょうか。回りに落ちているものなのでしょうか。そもそも種という言い方も舐めてますよね。相手ありきのことなのにこの言い回しがファーストチョイスになっていることも恐ろしいことですね。書き直すのがめんどくさいのでそのままですが、確かに選ばれる側に回らなければなりませんね。

 

どうしたらいいのでしょう。顔も良いわけでもないですし、性格もめんどくさいシャバいタイプなので難しいのかもしれません。

 

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これくらいシンプルに誰と結婚したいという気持ちがないのですね。そこまで積み上げられていないということなのでしょう。のび太君の感情表現の素晴らしさ。人としてめっちゃできてますね。この境地に至るまで様々な経験をして一人の人間として力を付けているので、しずかちゃんと結婚したい。しずかちゃんと生涯暮らしていくんだという気概を見せられるのでしょう。私もそんな人間になりたい。