美容院が苦手だ

通っていた美容院が閉店していた。家の近くなのに全く気が付きませんでした。コロナウイルスの影響が出たのでしょう。憂鬱になりました。

そもそも気に入ってはいませんでした。社会人の最初迄、学生時代の顔なじみのお店に通っていました。一人でやっているお店で美容師さんとも仲が良くストレスを感じたことがありませんでした。東京に来てから美容院が苦手になりました。

 

①話をさせて下さい

私が受け身で面白話を振ってほしいわけではないのです。会話をさせてください。体の一部を触っているのに無言で後ろに立たれるの気持ち悪くないですか。

取りあえず雑誌おいとくし読んどけよ見たいな感じやりづらいですよね。髪型の雑誌とファッション誌置かれがちですが、美容室で処置始まっている時に髪型の写真見るのも意味わかんないですし、そもそもやってもらう前に必死で考えて向かってるのに、ついた時点のカタログで髪型決めるのリスキーすぎやしませんか。百歩譲って雑誌など渡さないで漫画の単行本を高く積んでください。

鏡を挟んで目が合った時どうすればいいのでしょう。会釈?髪いじられてるときに?、それともほほえみ?私に急に微笑みかけられても気持ち悪いでしょう。

 

②髪型を伝える

いままではニュアンスでやってくれていた髪型も毎回ちがうスタイリスト()に伝えなければならないのです。長短、ネクラそう、陽キャ感、染める、パーマ、このバカみたいな指示でいつもやってくれていた信頼関係。惜しいものを手放してしまいました。

東京に来ては雰囲気でごまかす日々。伸びっぱなしの髪型もそういう意図があるような顔をして生きています。

家の近くで安いからという理由でつぶれてしまったお店にも抜群でいいお姉さんがいました。ばっちり似合う髪型にしてくれて、その上話も会う人でした。今後はその人に毎回やってもらいたいといわゆる指名というやつをしました。

そもそも指名もくそ恥ずかしいですよね。こいつこの子に気があるんやなみたいな。回りの人にも、こいつ腹キメて来たな見たいに思われそうですよね。中学校の恋愛の縮図がここにはあります。

でも彼女は今週が最後でやめて事務のお姉さんに転職すると言って断わられました。あれは体のいい他に好きな人がいるからみたいな話なのでしょうか。結局その出来事から半年しないうちにお店自体が倒産してしまっててどうしようもないのですが。。。

 

このままいくと一生髪を触ってもらう事なく、えぐい長髪になりそうです。