丁寧に暮らせないので自堕落に暮らす。

毎朝太陽の光で目を覚まします。洗顔をし無印の化粧水で保湿します。

朝ごはんは青菜の煮びたしと納豆、ご飯、味噌汁と決めています。味噌汁の出汁は昆布からとります、多少面倒ですが、このひと手間が美味しく食べる為のコツです。

午前中に家事を終わらせ(観葉植物への水やりも忘れずに)お昼には友達とオーガニック野菜のサラダを食べる事の出来る代々木上原のイタリアンでランチをします。

 

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無印の商品をたくさん家に置き、綿のシャツを着て、新鮮な野菜と玄米の生活。「丁寧な暮らし」に憧れていました。生活の質が上がることで私も向上し、毎日が楽しくなるのではないかと思ったのです。

こういった妄想につかれたのは上京直後の事です。実家から出たばかりでおしゃれな暮らしをしてみたかったのです。SNSでおしゃれなご飯や生活の知恵を載せて見せびらかしたかったです。

 

まずは形からということで、観葉植物は花屋さんで枯れにくいものを進めてもらいひざ下くらい丈のを買いました。この植物が私にとっての丁寧な暮らしの象徴として部屋に鎮座していました。枯れないように最初は意識して構っていました。この時は自炊を毎日し、朝は無水ヨーグルトを食べていました。

いつの日か観葉植物の元気がなくなり、葉の上にちょっと埃がのってる頃には朝ごはんは豆乳とフルーツグラノーラになりました。

1年経ち枯れてしまった観葉植物と同じように朝ごはんはカロリーメイトになっていました。

冷静になって省みるとそもそも丁寧に暮らすことは私にはできないことがわかりました。そもそも目的意識である私自身の向上というのがただの憧れであり無理やりしたいのではなかったです。そもそもそういう生活をしている人は意識してやってないのでしょう。

 

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自堕落に暮らす。

今の暮らしに満足しています。SNSなんかで人様に自慢できる生活ではないです。身近な人の目を気にして暮らす事より、自分がしたい事をしたいようにすることの気楽さを追求するようになりました。

 

意味もなく朝までゲームをして寝て起きたら外が暗くなっている。シャワーを浴びてウーバーイーツを頼んでよくわからない一食目を食べながら、いつ寝て明日何時に起きられるのかを考える。

 

外にでて油まみれの唐揚げを肴にビールをたくさん飲む。酔っぱらた状態で恥ずかしい電話をしたのを朝に気が付き、酔い覚ましのジュースを買いにコンビニに行くと財布に想像よりずっと少ないお金しか入っていない。

 

いわゆる「丁寧な暮らし」はできません。

余裕がある時は家でコーヒーを淹れたり、ジョギングをしたり、スパイスカレーを手作りしたりと個人的には意識の高い活動をするときもあります。自分がしたいことにフォーカスして暮らすことが私にとっての「暮らす」です。

 

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生き方は自分で決める。

当たり前すぎる事ですが、人が自分の代わりにはなってくれません。だからこそやりたいようにやればいいのです。

乱暴な言い方をするのならばめちゃくちゃムカつく奴がいたら殺したってかまわないのです。それでも行動しないのは、殺した後罰されるのいやだったり、単純に胸糞が悪かったり、そういうことはしたくないと思う気持ちがあるからです。殺した時のメリットとデメリットで考えた時のデメリットが大きいからしないのです。

大きく出過ぎましたが、暮らしも同じです。

自分がしたい様に生活をする。人から酒飲み過ぎてバカみたいと言われようが、毎日ジョギングしてて意識高いねとか煽られても関係ありません。

自分が楽しく生きる為に自分の意識をもって暮らしていきたいです。